バッハの無伴奏パルティータ「サラバンド」
2019年 04月 08日
K太とY太が幼い頃使っていたヴァイオリンです
八ケ岳で音楽モチーフの木工製作をされていた
工房「ANDANTE」のY田直樹さんにお願いして作っていただいた物です
楽譜も手仕事で焼印で作られています
この曲はY太がレッスンに通う最後に演奏した曲なのです
もっと小さい16分の1サイズも残っているので
次にK太用に・・・と考えていた時
八ケ岳倶楽部でのY田さんの作品展に行ったら
ご本人がいらっしゃらない・・・
急なご病気で入院中なのでした
去年の秋に奥様から喪中のお葉書をいただき
亡くなられたことを知りました
TVの演奏会の後半はチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」
この演奏は動けないほどひき込まれてしまいました
第3楽章は軽快で気持ちも一瞬明るくなり
外をのぞくとスズメたちが音楽に合わせて動いているかのように
庭の花畑を行ったり来たりの運動会
そして第4楽章で再び美しくて暗い深いメロディー
チャイコフスキーはこの曲を作曲して9日後に亡くなったのだそうです
たまたまこんな本を読んでいるところです
小澤征爾さんが食道がんの手術をして静養中の時の対談です
今日は11年前の演奏会でしたが、またお元気になられて
こんな姿が見られるようになったら良いな~と真に思いました
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杏
at 2019-04-09 00:18
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ruruさんのブログで昔知り、何かの美術展を見に行ったBunkamuraで、手仕事の方たちの集まる催しをやっていて、Y田さんとお会いしてお話したのを思い出しました。確かお若い時には「笛」によくいらしていた~というお話をうかがったはず。素敵な作品だなとruruさんのお宅のものを見て思っていたのです~そうだったのですね。Y田さんと小澤さんとバッハ、チャイコフスキー、そして小鳥たちと作品が、いろいろな形で交錯して~どれも素敵なものたち…お手元に素晴らしい作品を残してくださったY田さんのことをruruさんのおかげで知ることができ、偶然にもお話をすることもでき…感無量です。ご冥福をお祈りします。
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ruru-club at 2019-04-09 09:03
杏さん、そんなこともあったのですね!
Y田さんとはこれからもっともっと交流が出来ると考えていました。お聞きしたいこともたくさんあったのに、すごく残念です。
去年の一番の悲しみでした。
訪問した時に1度だけお会いした奥様は帰りがけに庭を案内してくださって、ちょうど私たちと同じような感じで植物大好きな方で、キャットミントをはじめいくつかの苗を掘り起こしていただいてきました。
今年になってお悔やみのお手紙を書いたら、手書きのキャットミントの水彩画入りのお返事のハガキをいただきました。小鳥のイラストも付いていてとても親しみをもってしまいましたが、一番淋しい思いをしていらっしゃるのですよね。
Y田さんとはこれからもっともっと交流が出来ると考えていました。お聞きしたいこともたくさんあったのに、すごく残念です。
去年の一番の悲しみでした。
訪問した時に1度だけお会いした奥様は帰りがけに庭を案内してくださって、ちょうど私たちと同じような感じで植物大好きな方で、キャットミントをはじめいくつかの苗を掘り起こしていただいてきました。
今年になってお悔やみのお手紙を書いたら、手書きのキャットミントの水彩画入りのお返事のハガキをいただきました。小鳥のイラストも付いていてとても親しみをもってしまいましたが、一番淋しい思いをしていらっしゃるのですよね。
by ruru-club
| 2019-04-08 21:32
| 音楽の話
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Comments(2)